おまるトレーニング
布おむつ育児でECトレーニング(早期トイレトレーニング)を意識している方は0歳よりおまるを使用しています。段階よくすすんでいる子どもであれば、1歳を過ぎる頃には、うんちは100%おまるですることができるようになっています。今回はおまるで排せつはできるようになり、さらにオシッコが1日の間でそのほとんどをおまるでできるようになった子どもの自宅トイレへの移行方法です。
この方法は普段おまるを使用した方であれば、だれでもできるトイレトレーニングです。
完全にチャンバーポット(おまる)で排せつをできるようになった後の方法です。それ以前の方法はコチラ。
今回はおまるでうんちがでいるように
なってからの方法だよ。
おまるからの自宅トイレへの移行
決まった場所で排せつをする。この学習ができれば、場所の移行だけで、トイトレは完了です。
筆者は認可外の園でも勤務しています。いわゆるパート先生です。3歳までの未就園児の対応をしています。やはりここでも、おまるで皆座らせて排せつの訓練をします。団体で行うため、一人あたりにかけてあげられる時間は短いですが、おおまかな方法は同じです。
まずは、おまるで「所定の位置で排せつをする」ということを覚えた後の、トイレへの移行です。
トイレへの意思表示
時折聞く言葉ですが、トイレへの意思表示として言葉が話せなければできない。と聞くことがありますが、完全に間違っている。とは言いませんが、言葉が話せないくらいの月齢であっても、トイレ(排せつ)の意思表示はできます。0歳8か月では、排せつは完全におまるですることができた筆者のこどもの場合はチャンバーポット(おまる)の取っ手をつかんで意思表示をしていました。
トイレの床に足が届かないからふんばることができない
これも時折聞く言葉ですが、間違っているとはいいませんが、筆者自身も便座に座れば背が低いため足は床に完全についた状態にはなりません。幼稚園になる子は自宅のトイレでトイレをしますが、足。届いていません。便座によじ登ることさえできれば、2歳になる前の1歳児でもできます。
おまるから自宅トイレへの移行方法
実際にチャンバーポット(おまる)から自宅トイレの便座に移行した時の移行方法です。
1歳前後をめどにつかまり立ちを子どもが始めます。この頃にはローテーブルや座卓であれば、腹ばいになって上に上ってしまいます。ダイニングテーブルにあるイスだって、2歳になる前には、やはり腹ばいで上り座ります。じゃぁ。そのダイニングテーブルよりも高さの低い自宅のトイレの便座。これって自力で登れるとおもいませんか。
チャンバーポットから自宅トイレの便座へ
自力で便座に登れる登れないの前に、実際に子どもはチャンバーポットで決められた場所で排せつすることができます。チャンバーポットに座ろうとする前に声かけをしてみましょう。
「ちょっと待っててねぇ。まだよ。まだよ」といいながら手を引いて自宅のトイレに連れて行きます。すでにチャンバーポットでの排せつの訓練で声かけで少しの間であれば、「待つ」ということができるようになっています。
子どもが衣類を脱ぎ始めたら排せつサイン
こどもがチャンバーポット付近で衣類を脱ぎ始める、もしくはチャンバーポットにすわらせるように促されるのであれば、それは排せつサインです。少しの間まつように声かけをして急いで自宅のトイレにチャレンジです。そのま手を引いてトイレへつれていきます。抱き上げ便座に座らせます。出すことができれば一緒に喜ぶだけ。チャンバーポットですでに排せつをすることができる子ですので、場所を移動しただけです。とても簡単に終了。これを繰り返すだけです。
実際にしてみる
すべては想像でなくて実際に行ってみることがとても大切。1歳10か月を超えた子どもは実際に便座に腹ばいで上ることができます。手を引いてトイレに連れて行って排せつができるのであれば、次に覚えるのが、自分の力で便座に上ること。
実はこの時期ひとりでズボンを脱ぐことは難しい時期
実は2歳前の子どもにとって自分で衣類(ズボン)を脱ぐことを教えなければ、自分で脱ぐことはとても難しいことです。教えかたは簡単「足踏み」です。
ズボンを太ももまで降ろすことができれば、足踏みをしながら脱ぐことを教えます。太ももまでおろしたズボンのまま大きく足踏みさせます。ふくらはぎまで衣類が落ちます。足首付近が小さな幼児にはとることがとても難しいので、そのまま足踏みをしながら脱ぐことを教えます。
実際の足踏み脱ぎの方法
- ふとももまで自分でズボンを降ろす
- 大きく足踏みをさせてふくらはぎ下くらいまで衣類がおちるまで足踏み
- 足首付近までおちれば右足で左足の衣類を踏みながら左足を大きくあげる
- 左足で右足の衣類を踏みながら右足を大きく上げる
- 2回ほど繰り返す
脱げました。2歳前の幼児でもこの方法で一人で衣類を脱ぐことができます。ちなみに筆者のこどもは現在年中の4歳ですが、着替えなどずっとこの方法で今でも下のズボンを脱ぎます。(2019.10)
補助便座なしで便座に乗せる方法
以前の記事で書いたとおり筆者の自宅には補助便座がありません。補助便座を購入しなくても、自宅のトイレ便座で2歳前の幼児が排せつできる方法があります。ですので、補助便座は購入する必要はありません。その方法です。
実は補助便座は育児で必要ありません
育児中でトイトレ中の方の自宅には補助便座があります。筆者は補助便座なしでトイレを一人で完了させました。その方法です。いとも簡単、前後逆に座らせるだけ。あらアッサリ解決。
幼児をフタに向かって足を大きく開いて便座にすわらせるだけです。ただ前後逆に座らせる。これだけで、便座におしりが落ちることはありません。本当のはじめのうちだけフタに抱き着くように教えた記憶があります。そのうちひとりで腹ばいでヒョイとよじ登るようになります。
ね。補助便座がなくても自宅便座で1歳後半~2歳前の幼児が排せつすることってできるでしょ。
3歳を過ぎる頃には、また前後逆に座り、ただしく便座を使用する方法を教えます。
男の子の場合は少し前かがみになるように教えましょう。
これで飛び散りが防げるね。
ただし、まだおしりが落ちるので
おしりの半分を便座の後ろにのせて
前に手をついて座るように教えます。
本当だ!便座におしりが
はまらなくなった!
3歳ころの補助便座なしでのトイレの方法
これも単純です。ただトイレの便座の奥の方にしっかり足を開いて座るだけ。お尻の一部が1番便座の奥に座っていれば便座に落ちてしまうことはありません。便座の手前に足と閉じた状態で座るからおしりが落ちてしまうのです。
現在4歳の筆者のこどもも、足をしっかり開いて便座の奥の方に座る。まだ同じ方法で自宅便座を使用します。
自宅トイレ便座に移行時に教える順番
筆者ごまの方法は、普通といわれているトイトレ方法のすべて反対(逆行した)方法です。まずは、固定の場所での排せつを教えてから、衣類の脱ぎ方を教える。最後に便座に自力で上る方法を教えます。
自宅便座で排せつを覚えたら
チャンバーポットでの排せつから自宅便座での排せつする場所ということを覚えたら、やっと自力で便座に上ることを教えます。この時まではまだ、親が自宅トイレまで手を引いてつれていって、子どもを便座に乗せています。これ。本当にすぐに覚えてしまいます。1週間もかかりません。
自宅トイレの便座での排せつを覚えたら
やっと最後の自力で便座に上る方法を教えます。1歳後半の幼児であれば、1段ステップを持ち運びすることができます。この1段ステップを使用します。1段ステップを使用して衣類を脱いだ後に、便座に上ることを教えます。はい。これでひとりで上ることができました。
踏み台 ステップ(高さ22cm)
画像:楽天市場
実際に筆者ごま宅でも使用していたものと同じタイプのものです。このステップは4歳になった今でも洗面台で帰宅後に手洗いに毎日使用します。何年も使用することができますので0歳という早い段階で購入していました。
1人でトイレを完結させることを教える
最後の最後に一人でトイレをはじめから最後まで完結させることを教えます。それが、
- トイレのドアの前にステップを運んで電気をつける(ステップは縦)
- そのままドアを少し開ける
- 便座前までステップを運ぶ
- 衣類を脱いで便座に上る
- 排せつ
- レバーをひいて流す
- ステップをだしてドアを閉める
- ステップに上って電気を消す
1人でトイレを完結できることを教えた後
1人でトイレを完結させることを教えたあとに、パンツとズボンをはく。これだけは、どうしても教える方法がみつけることができませんでした。1歳後半の筆者のこどもはズボンとズボンの中のパンツを投げて履かせてアピールをしていました。1歳後半~2歳前後の幼児に長ズボンをはくことを上手に教えることができた方がそのコツをいれば教えてください。
他、布おむつ育児方法を書いています。
布おむつの育児手帖です。
おむつバッグのランキング
かわいいバッグで
気分るんるん!
コメント