布おむつで育児をはじめようとしているけれど、どんなメリットがあるんだろう。これからはじめようと考えている人への布おむつ育児を実際におこなったgomaが布おむつ育児でのメリットをあげてみました。実際におこなった布おむつ育児は100%布おむつ育児ではなく、生後4
か月の終わり頃よりスタートさせ、日中は布おむつを使用し、夜は紙おむつを使用する。といった「goma流ゆるい布おむつ育児」です。
布おむつのメリット
布おむつ育児をしていました筆者gomaです。ただし完全な布おむつ育児ではありません。夜は紙おむつ。昼間は布おむつ。そして「おむつなし育児」意識した方法とチャンバーポット(ECトレーニング)を取り入れ、それらをゆるく混ぜたような方法で1歳6か月で日中のおむつ卒業を迎えました。その方法をおむつはずしまでの情報を発信しています。今回、布おむつ育児でのメリットを紹介します。
今回は布おむつ育児のメリットのおハナシ
ズボラなgomaと一緒に
はじめてみましょう
トイレを2歳前には自己完結できる
実際に筆者gomaが継続できた、布おむつ育児で、これはよかったなぁ。これこそが布おむつ育児のメリットだ。と感じることは、いわゆるトイトレがないこと。ネット内の記事でも育児カテゴリーでよく見かけるトイトレ。
これ、本当にごま流ゆるい布おむつ育児の場合、トイトレと呼ぶような作業が一切ありません。
生後8か月でオマルなど指定の場所で、おしっこだってうんちだってできてしまいます。あとは場所の移行をするだけです。このチャンバーポットからトイレの便座という場所の移動がいわゆるトイトレになります。
さぁ。これからトイトレをはじめるぞ!というものはありません。ただ、ゆるい布おむつ育児を続けるだけです 。
詳しくみていきましょう。
0歳からのおまるからトイレへ移行した方法
1歳6か月の頃に、チャンバーポットにてひとりで脱いでひとりで用をたして終わらせるので、少し難しくしよう。次はチャンバーポットをトイレまで運び、トイレの中にオマルの中身を捨てて、トイレを流す。
そんなことを教えてみました。まだ、足元がおぼつかないので、両手で持ってもたまに、こぼすことはありましたが、すんなりできるようになりました。
ならば、と思いもう少し難易度をあげます。「トイレの便座にひとりでよじ登り、用をたす。」これが筆者gomaの場合のトイトレにあたるものでした。
ほんの少し難易度をあげただけです。間に合わなくて失敗もしますが、基本的なこと、「ここで用をたすんだ。」といことを理解しるので、オマルでできていたことを、そのまま場所を変えただけです。
0歳からのおまる成功の秘訣
0歳からのおまる成功の秘訣は、親が子に合わせること。こども自身が覚えたあと、自分でズボンを脱いで、自宅トイレによじ登る行動を教えます。おおまかな流れはこんな感じです。
1歳半頃です。
衣類は足踏みしながら踏んで脱ぐことを教えます
トイレ(排せつ)が決まった場所(おまる)ですることを覚えた後に、自宅の便座という場所を覚えるというステップをふみます。
ここまでできれば、あと教えることは、
- ステップを持ってきてトイレの電気をつけること
- ステップを少し移動させてドアを開けること
- 便座のフタをしめて流すこと
- ドアを閉めること
- ステップに上ってトイレの電気を消すこと
これを教えればおしまい。2歳になる前には完全にひとりでトイレに行ってひとりで済ませて帰ってくることができます。ただし、パンツをひとりではくことは、まだできませんでした。
筆者gomaの家の場合、2歳3か月でプリスクールへの登園がはじまりますが、その時も一人でトイレへ行って、終わらせて帰ってくることはできていましたが、パンツを一人ではくことができなかったため、ズボンとパンツが巻き付いた衣類を、帰ってきては放り投げて、「履かせて欲しい。」と、ボディランゲージで伝えてくるのです。
おしっこ、うんちの感覚時間を把握できるようになること
紙おむつでの育児よりも、布おむつ育児の方が、各段におしりの様子が気になります。おむつを替えたい、交換したい衝動に駆られるのです。
ほんの数週間で筆者gomaの場合は、こどものうんちの時間帯を把握するようになります。子どもが排せつをする大体の時間を親が把握することが、第一歩です。
その時間にオマルに乗せるだけです。gomaの場合は数時間オマルにのせることもざらでした。まだ一人で歩くことができません。こどもはオマルに座ったまま移動していました。(8か月~1歳頃)
この時期はひたすら
オマルに乗せていました。
親が子に合わせることが、
こどもの排便コントロールの第一歩です。
チャンバーポットおまるへのトレーニング方法
大体のうんちの出る時間におまるにのせると、こどもも、だんだんと「ここがうんちをする場所」と覚えていきます。
乗せた瞬間に、出すというようなことも起こるようになります。はじめのうちだけ親が時間を把握し、ふん!とこどもがきばりだしたら、あわてておまるに乗せるのです。
「待って~~~!!待って~~!!まだよ~~」と声かけをしながら。もちろん出てしまっても、その後にオマルに乗せます。
半分オマル内でキャッチできれば、最初なんてラッキーです。(うんちをした後はおしっこも出る確率が高いのです。出た後でも、しばらくの間はおまるにのせましょう。)
すると数日で声かけの間は、こどもががまんするようになります。これができるだけで、しめたものです。すぐにおまるに乗せると、こどもはうんちを再開します。
まだこの時点では、腰がすわっていません。腰をささえて前につかまるもの(ダンボールなど)を置いて座らせていました。
実際に腰がすわった頃、にはおまるに乗るのが大好きで、オマルに乗ったまま部屋中を移動していました。
ごまのこどもの場合はハイハイでの移動は少なくおまるごと、足でよじよじしながら進んでいました。いつか時系列に並べてできるようになった月齢など、その訓練方法の記事を作成してアップします。
0歳児から使用できるオマル
チャンバーポットです。
布おむつ育児をはじめるにあったて適した月齢
布おむつ育児をはじめる場合、こどもに適した月齢。そういったものはありません。チャンバーポットでのECトレーニングを行う方は、産まれたその日の産院からはじめる方もいます。
筆者gomaの場合の布おむつ育児のスタートは、こどもが生後4か月の終わり頃にスタート。実際に始めたのが、この月齢のころで本当に良かったと感じています。布おむつによる育児が途中で続かなくなるのは、新生児の頃からはじめた方が多いです。
新生児のころは、母親も本当に大変です。その、こどもが例えば第2子、3子であれば、布おむつ育児でできる方法も考えることができますが(第1子が布おむつで育てたのであるならば)はじめてのこどもで右も左もわからずに、あれでもない。これでもない。と、たくさんの方法を模索しながら、はじめての育児をする場合は、布おむつ育児の難易度が格段にあがってしまいます。
gomaが布おむつ育児を始めたのは
生後4か月をすぎて生活サイクルが
できあがってからなんだ。
新生児期は夜はまとまって眠れず、こどもの睡眠サイクルに合わせ、細切れの仮眠をとる。身も心もボロボロになるころに、手間を増やす必要はない。と筆者gomaは考えているからです。
いくら布おむつは簡単で大雑把、ずぼらでもできる。とは言っても洗濯ものは増えます。もう少し、こころもからだも、落ち着いたころにはじめる方が長続きします。
生活サイクルが完成し、手を抜く箇所が分かるようになれば、楽しんで続けることができます。苦痛を感じるようでは、意味がなくなってしまいます。
このサイトにたどり着いた方はきっと布おむつに関しての情報を集めている方です。新生児からでも布おむつ育児はできますが、gomaの場合新生児からの布おむつ育児は過去に布おむつで育児を経験した方におすすめします。
そしてさらに簡単な
ゆるい布おむつ育児です
出産後ってあちこちから紙おむつってダンボールでいただいたりします。それを消費してからでも全然遅くはないです。続けたいのであれば、せめて、お母さんのからだが自由に動けて、精神的につらくなくなってきた時期にスタートするのが、1番継続できる方法です。
産後1、2か月って正直、記憶にないくらいツライです。gomaの場合は生後1、2か月頃のこどもの写真もほとんどありません。
その頃の記憶が本当にぶっ飛んでいます。
布おむつ育児でのデメリット
次に布おむつ育児をおこなう場合のデメリットを考えてみます。それは、布おむつ育児をしている真っ最中です。結果こどものうんちは生後8か月では覚えました。しかし失敗もあるのです。6,7回はその後、失敗してた記憶があります。
失敗して、布おむつを洗っている時は「一体これが、いつまで続くんだろうな。」と洗いながらブルーになったことはあります。すでにチャンバーポットでの排便を覚えているので、うんちがすんなり剥がれる布(ソフトベビー)は使用していません。
0歳からのトイトレはコチラ
別記事で、布おむつ育児をする場合、最小限でできる方法で、必要なものをまとめています。うんちを、布にこびりつかせることなく、スルリと剥がれ洗いやすくする、ソフトベビーという布があります。これを、おまるで排せつを覚えるまで(生後8か月まで)使用するとストレスなくうんちを剥がすことができます。
エンゼル おむつシート
画像:楽天市場
場所を覚えてできるようになった頃には、このすぐに剥がせるシートを使用していません。
つまり直に成形おむつなので、成形おむつにうんちがべっちょりと引っ付きます。
この頃には、しっかりとした立派なうんち。トイレの便器内で布をフリフリすれば、すぐに剥がれますが、その後洗面所で成形おむつを少し水で洗う作業があります。
ソフトベビーを使用しなくなった成形おむつを洗っているころは、その終わりが見えないため、いつ終わりがくるのか、げんなりとすることもあります。これが唯一のデメリットと感じたことです。
しかし、実際に終わって感じたことは、「成形おむつに直にひっつけてしまったことなんて10回以下じゃないか!!!」なぜ、そのとき、もっとこころを大きくもつことができなかったんだ!!!と今になっては思います。
それくらいの失敗の程度です。つまりは、完全にチャンバーポットでの排せつを頭では覚えているのです。
一度覚えてたチャンバーポットでの
排せつはの失敗は、数える程度なんだ。
実際におこなった布おむつ育児でのメリット
布おむつ育児を振り返って思うこと
布おむつ育児を実際に挑戦してみてデメリットを書き出そうとしましたが、考え込まなくてはいけないほどに、ありませんでした。ようやく思い出したことが、1つだけです。
今、思い返してみて、「喉元過ぎれば」かもしれませんが、布おむつ育児は、本当にメリットだらけでした。第2子、第3子が、授かることができるのなら、何度でも、布おむつ育児をしたい。と心から思っているからです。筆者gomaが布おむつ育児を始めたきっかけは、節約です。
しかし、調べているうちに、どんどんとおもしろい記事を発見し、「おもしろそう」と節約以外に強い興味をもちました。
そのひとつがチャンバーポットでの
ECトレーニング法だよ
布おむつ育児でごちゃまぜ方法をとった
「この方法を取り入れてみたい。」できなくて元々だし。できればラッキー!。のつもりではじめた、いろんな方の方法を取り入れた「ごま流の布おむつ育児」にはなってしまいました。
「そんなことできないよ。」「できるわけがない。」といろんな人に言われ、笑われた方法ですが、実際に昼間のおむつは1歳6か月で完全に卒業しています。その後の1歳半検診のころには、普通の80サイズのパンツで検診を受け2時間半後の帰宅でしたが、問題なくクリアしています。
帰って抱っこひもからおろし、チャンバーポットに乗せましたが、その時にやっとジャーとおしっこをだしたのです。
つまり、1歳8か月のこどもは、2時間以上の空きがあっても、自らの意思でコントロールして、おしっこを止めることができるのです。
1歳半程度の幼児でも自らの意思で2時間半も
ためることができるんだね。
1歳を過ぎるころには、1日1枚の布おむつで十分足りる状態になっています。多くて2枚程度しか使用しません。1歳3か月くらいを過ぎるころには、成形おむつさえ必要ありません。布おむつが1日1枚あれば十分たりる状態になっているのです。
尿量が増えてきた時の1枚でカバーできる布おむつの折り方はコチラ
そのくらいに、おしっこキャッチの精度があがっているのです。そして、こどもも大人に合わせて、「ここでする。」というのを覚えているのです。できる方法がある。と知れば挑戦してみたくはなりませんか?その後の、育児もぐぅ~っと楽になりますよ。
親子で楽しむ! おむつなし育児
画像:Amazon
例えば上記の本。おむつなし育児です。ごまの方法はこれにとても近い方法だと思います。
「おむつなし育児」とは実際におむつを使用しないっていう意味ではありません。布おむつとおむつなし育児、夜だけ紙おむつ、ECトレーニングを折り交ぜた。ゆるーいごま流の布おむつ育児に関する記事を多数執筆しています。
布おむつに興味がある方はコチラ
一緒にはじめよう「ゆるい布おむつ育児」
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