0歳からできるトイトレ方法■月齢編
前回はおおまかな0歳からのトイトレの方法を、お伝えしました。今回は月齢ごとにできる実際に筆者ごまがおこなったトイトレ方法です。月齢を目安にすすめていく方法をまとめました。
0歳からトイトレをおこなうと、実はとってもラクなんです。いわゆるイヤイヤ期にさしかかるむずかしい頃に始めて、お互いにストレスを感じるのではなく、その前にすませてしまおう。
実は0歳の赤ちゃんにも、トイレをしたいという意思表示はできる。ということと、そのまわりにいる親(看護者)がそのサインをキャッチすることができれば、双方が少しずつ行動をすり寄せることにより、0歳児でもトイトレはできます。
行動でみれば実はトッテモ簡単。
キッチリさんでない私でも
できるかしら。。。
0歳のトイトレ■生後4か月頃のECトレーニング
子どものトイレサインが出たら「ちょっと待って!待って!」と声かけをしながらオマルに子どもを移す。その時にオムツを開けて即座にオマルへ移動させる。
赤ちゃん、子どもに教えるのではなく、親が、サインを見つけて子どもに合わせる。
何度もこれを繰り返す。大きく褒める。最初は何度もうんちを落としますが、続けることが重要です。
大きく褒めるといっても
実際に成功すれば嬉しくなって
大きな声で喜んじゃいます。
0歳からのトイトレ■生後5か月頃のECトレーニング
布おむつ育児を生後4か月頃にはじめ、同時にチャンバーポットでのおまるトレーニングにあたるものをはじめました。筆者ごまの場合は生後4か月よりはじめましたので、このままトレーニングをすすめます。
生後5か月になるころには。うんちをしようとしいても、「まだよーまだよー待っててねー」と声かけをすれば、少しの間ですが、待つことができるようになっています。
というよりも、すでにうんちは、チャンバーポットですることを、身体が学習をはじめています。しかし行動までは、まだ伴っていません。ですので2割成功すればすばらしい方です。
偶然キャッチが嬉しい!!
声かけをして、おまるに乗せる。声かけをしておまるに乗せる。を続けることがやはり重要。
この頃のオマルトレーニングでの失敗といえば、子どもがふんっ。ときばっているのに気づかず声かけをしなかったために、おむつの中でうんちをしてしまうことです。
つまり気づかなかった親の失敗です。
親がサインを発見して急げば
2、3割は間に合う状態だよ。
0歳からのトイトレ■生後6か月頃のECトレーニング)
生後6か月の頃には、声かけの時「ちょっと待って!ちょっと待っててねー。」の時には、少しの間、待つことができます。そして完全に排せつはオマルでする。ということを感覚では学習しています。
それでも5割程成功すれば素晴らしい方なんだ。
失敗といえば、やはり、子どもが、うん!ときばり始めたその時に、気づかず、少し待つように声かけができないことです。
この頃もまだ親がサインに気づいてあげてチャンバーポットに載せて間に合う状態です。
つまり親が子どもに合わせています。
生後6か月頃のオマル生活追記
この時期は一人で歩くことができないため、オマルに座ったまま一日を過ごしている状態。オマルに座ったまま足をこいで行きたい場所へ移動できるので、楽しかったようです。
0歳からのトイトレ■生後7か月頃のECトレーニング
オマル=排便をする場所という学習をし、なおかつ行動でもできるようになる頃。
この頃には、「オマルに乗せるとうんちをする。」という状態です。朝の9:00から10:00の間にオマルに乗せると排便。そして、この頃を最後にうんちに関しましては、失敗というものがなくなりました。
声かけの一例:「できたねー。こっこできたねー。」※こっこ=うんち
つまり子どもは完全にチャンバーポットに載せたら「排せつ」とこどもが、自ら合わせてる状態です。
チャンバーポット=排せつ
になれば自ら合わせることが
できるんだ。
生後7か月頃のオマル生活追記
裏面は傷保護シールで床面をカバー
移動手段はもっぱらオマル。床に傷が着くのを恐れ底面に100均で販売されているイスの脚などに貼るクッション性の高いシールを何枚か貼り付け。この頃に足腰が強くなる。
0歳からのトイトレ■生後8か月頃のECトレーニング
生後8か月頃には完全にオマルで排せつをすることを覚えてしまいます。失敗はなくなります。完全にオマルに乗せないと排便をしない状態です。(時間帯で管理)
そして、この頃には、毎日決まった時間にうんちをするようになるので、毎日朝9:00から10:00はオマルに乗せるということが日課になっていました。
この頃になると、オマルに乗せないと
排便しなくなっちゃうんだ。
その時間帯にうんちをしてしまえば、オマルをトイレに持って行ってうんちを捨てて流し、あとはさらりと洗面所で水洗いするだけ。汚れにも強く、さらりと落ちて、においが残らないのが、ホーロー製オマルのいいところ。
そして、この頃にはオマルに乗せる時間もトレーニングを始めたころよりは減っています。ピンポイントの時間帯で排せつをできるようになっているからです。
子どものうんちの時間サイクルができあがっている状態です。親が子どもをうっかりチャンバーポットに乗せ忘れるとガマンをするようになります。完全に排せつのコントロールができている状態です。
ですので、この頃にうんちがおむつの中で出る。ということは100%なくなっています。
4か月程度でうんちのトレーニングは終了だよ
子どもがオマルに乗せられるまでがまんができる状態。子どもが環境に合わせる状態です。
エンゼル おむつシート
画像:楽天市場
0歳からのトイトレ■トイレを覚えたあとの注意
もうここまでくれば、あと一歩。おむつの取り換え作業の生活はとても楽になっています。
この頃に起こる失敗というのは、親や環境の方に原因があったりします。たとえば、毎朝9:00~10:00にオマルに乗せるという行い自体をすっかり忘れている上に子どものお知らせサインにも家事などバタバタで気づかないなどです。
ですので、決まった時間帯のオマルに乗せてあげないことは、すでに環境に合わせることができる子どもにとっては、うんちをがまんすることに繋がります。うっかり忘れてしまうこと。実は筆者ごまは何度かありました。
すっかりウンチを覚えたので
おまるに乗せるのを忘れないで。
忘れやすい私は
アラームをセット。
ECトレーニングを始めた当初は、親が子どもに合わせてオマルに乗せていましたが、生後8か月になるころには、子どもがオマルに乗せられるまで、そうんちをがまんしたり、排せつを、親やオマルに乗せられる環境になるまで合わせて「待つ」ということができるようになっています。
0歳からのトイトレ■ポイント
新生児からECトレーニング、オマルトレーニングを始める場合
ECトレーニングを始めるのに、注意することは、新生児から始めるのであれば、授乳中に必ずオマルをこどものおしりにあてがったまま、授乳をする。など、なるべく一貫して同じ環境で、同じ行動をしてあげることです。
あとは、外出後、抱っこ紐から降ろす時にオマルに乗せるなど。この後はオマル。この行動をしている時はオマル。など何かしている時、した後にオマル。といふうに行動パターンと排せつを紐づけてあげることです。
もちろん、その中で何回かは、偶然でも成功します。成功した時に「できたね。」と一緒に喜ぶこと。
もちろん、トレーニングはじめは偶然ではありますが、その偶然の中でも、抱っこ紐から、降ろしたその瞬間と、授乳中、その直後などは、とても確立が高い時です。(排せつ、排尿ともに)
ですので、その高い時を狙って、何度も成功させる。その回数を重ねることが、まず一番に私たち「親」ができることです。
途中(生後4か月頃)からECトレーニング、オマルトレーニング始める場合
新生児から始めるECトレーニングの時と基本的なことは同じです。外出後など抱っこ紐から降ろしてすぐにオマルに乗せてあげる。
授乳後、すぐにオマルに乗せてあげるなど決まった行動のあとなど固定化するもののほか、決められた時間帯AMは「9:00から10:00」、PMは「13:00から14:00」と「16:00から17:00」などオマルに乗せてあげる時間を徐々に長くしていきましょう。
その後、生後7か月を過ぎる頃には固定の時間帯はAMだけで十分になります。
0歳からのトイトレでのおもしろいところ
筆者ごまのこどもの場合はオマルに乗っての家中の移動が好きでしたので、1歳になって自分で立てるようになるまで数時間乗って行きたいところへと移動していました。
自分の足で立って歩けるようになっても、オマルに乗ったままの移動が大好きでしたので、数時間乗ったまま、あちこちと移動していました。
もちろん、オシッコをするたびにチャプチャプと音がしますので、その度にトイレに捨てて洗面所で水洗いして、オマル用のタオルでさっと拭いて、また乗せる。ということを繰り返していました。
適当に遊んでいる中でオマルで用を足すことを覚えていったような気もします。
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