はじめてのプログラミングカーで4歳児に教える方法
2020年より小学校の学習要綱の中に「プログラミング」が必須となりました。そこで今回、学研から販売されている「カードでピピッと初めてのプログラミングカー」をコストコで購入してみました。価格はコストコで¥3,880でした。
普段はテキストや教材にお金をかけることはあまりしませんが、さすがにプログラミングを教えるってどうすればいいの?と思っていましたので、とりあえず購入して、一体プログラミングとは、何を学習させるのか。と親も興味深々で購入してみました。
無料体験できるプログラミング教室だよ
学研カードでピピッとはじめてのプログラミングカー開封
対象年齢は3歳からと表記があります。こどもは現在4歳(2019年6月現在)です。新しいおもちゃ(と思い込んでる)に興奮し、店からはじめてのプログラミングカーを抱っこのままで、自宅まで帰ってきましたので口コミレビューをひとつ。
さて、開封。
各種パーツのようなものと、紙、車のようなものが入っています。ほほぅ。なるほど。これは見たことがありますので、段々と予想がついてきました。
以前に海外製品で、3万円くらいの似たような製品を見たことがあったためです。そのプログラミング学習の製品もまた、くるまをマス目にそって走らせるものでした。
はじめてのプログラミングカー:くるま1台、ぼうけんマップ1枚
この黄色い車が、前進したりバックしたり、右に方向転換したりと、カードに指令にあわせて、ぼうけんマップの上を動きまわります。
ぼうけんマップです。紙のように見えますが、PPコーティングされておりますので、簡単にやぶけたり、水濡れによるにじみなどはでません。とても丈夫です。マップ上にはパン屋さんや、花屋さんなどが、マス目上にあります。
はじめてのプログラミングカー: めいれいタグ10種 各1枚
はじめてのプログラミングカーで学習するためのカードです。めいれいタグをくるま本体にかざして、うごかすことはもちろん、音がなったり、ハザードがひかったりと、いろんな信号(プログラム)をもっています。
はじめてのプログラミングカー :カードボード2枚とめいれいカード60枚
はじめてのプログラミングカーを動かすために、めいれいタグをかざして使用します。
その時や命令を考える時に、カードをならべて使用したり、どんな命令をしたかメモかわりに使用すると、見直しの際に間違った場所を特定するのに便利です。
使い方は、お子様と近くにいる大人の遊び方次第で、カードボードの使い方はさまざまです。
はじめてのプログラミングカー は幼児期から楽しく論理的思考をみにつける
学研のカードでピピッとはじめてのプログラミングカーのコンセプトは以下のとおり。ホームページより抜粋です。
「はじめてのプログラミングカー」はやり抜くカ・ことば化するカ・論理的に考える力を遊びながら 身に付けることができる知育玩具です。
https://www.gakkensf.co.jp/pgc/
具体物を使い答えを導く ことは、その過程が可視化されるので思考を整理しやすく、論理的に考えることを促します。変 わりゆく学習環境の中で「プログラミングってどうやって教えるの?」「難しそう・・・」などの思い も、お子さまと一緒に遊ぶことで自然に取り組んでいける工夫がなされている新しい知育玩具です。
https://www.gakkensf.co.jp/pgc/
やはり、小学校のプログラミングの授業も、論理的思考を育む授業であり、プログラムの仕方、組み方など、プログラマーを育てるための学習ではなさそうですね。
はじめてのプログラミングカーの遊び方
ぼうけん マップをひろげて目的地を決める
はじめは、横や、1マス上、ナナメ上などがおすすめ。
くるまの動作になれるために、めいれいカードの動きを理解します。カードは多くても4枚程度を何度も何度も繰り返すことで、カードの命令指示と、くるまにカードをかざすことで、くるまが命令指示とおりに動いてくれることを、こども自身がみずから覚えます。
少しだけ複雑な経路を設定します
単純な動作を覚えたあとは、少しだけ複雑な経路をこどもと一緒に設定します。スタート位置の変更やくるまの角度を90度ぼうけんマップ上で変更するだけでも、グッと難易度はあがります。
この少しだけ複雑にするという時点でこどもは何度か動作指示を間違えます。間違えた時が、このはじめてのプログラミングカーの教材の、最大の見せ場(そう思っています。)
はじめてのプログラミングカーを使っての検証作業
実際の動きと組み込んだプログラムの検証
小さなおもちゃのような教材だって、遊び方次第では、十分すぎるほどの教材に変化!!
間違った動きをしたときこそ、学習のチャンス。実際に組み込んだ動きのプログラムと実際の動きに違いが出た場合には、こどもの頭でも十分に検証ができるようにカードボードが作成されています。
カードボードによる検証作業
はじめてのプログラミングカーでくるまを走らせた時に実際に到着した場所が違う場合は、近くの大人と一緒に、カードボードを使用して検証してみましょう。カードボードの上においた指示カードと一緒に、くるまの動きを一つずつチェック。
プログラムの間違いを自分で見つけ出すことができるようになるので、こどもが自らの力で検証作業をおこなっていく力がついていくのです。
はじめは子どもだけで間違いを
探し出すことはトッテモ難しいんだ。
だけど大人と一緒なら
できるみたいだよ。
たとえ簡単な作業だとしても、この「自分で検証して間違いを探し出し、組みなおす。」という作業が3歳から対象の教材で遊びながらにして学習できるのです。
遊びながら考える。
これがポイント
小学校でのプログラミングの授業の意図もやはりプログラムを学んで、プログラマーを養成するものではなく、プログラムを組み、実際に動作(実装)をさせ間違った部分を検証するといったように、具体的にものを使って論理的思考を培っていく。というものです。
それを可視化させたおもちゃが、はじめてのプログラミングカーです。
今回ご紹介した【学研】カードでピピっとはじめてのプログラミングカーです。
画像:楽天市場
学研 はじめてのプログラミングカー
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