トマトソースの汚れを落とすには
落ちにくいとされる「トマトソース」。今回はセスキの付け置きで完全に落とすことのできる「セスキでの付け置き」を紹介します。布おむつでうんち汚れが落ちない。という方やトイレトレーニング中にパンツについた着色汚れも合わせて使うことができます。
乳児の頃より大活躍のセスキ(アルカリウォッシュ)はこどもが4歳になった今なお、大活躍です。
セスキには以下の汚れに強く、効果を発揮します。
一言で言うと、「酸性の汚れ」です。具体的には、衣類のたんぱく汚れ、血液の汚れ、油汚れ、手垢、湯あか、食べ物の汚れなどです。
https://www.live-science.com/honkan/partner/sesquicarbonate06.html
衣類についたトマトソース
なぜズボンの後ろ側ポケットにトマトソースがついたのかは、さておき。汚れて泣かせる「トマトソース」セスキでスッキリ落としてみましょう。
セスキ水を作成した付け置きバケツに3時間程度付け置き
写真撮影のために大きなプラケースで付け置きしていますが、洗面器や100均のプラスチック製ゴミ箱で十分です。水道水を貼ってセスキを小さじ1杯程度をよく混ぜた水を作成する。
セスキ付け置き水にトマトソースで汚れた衣類を入れる
出来上がったセスキ付け置き水に、トマトソースが付いた衣類を、そのまま入れる。流水で下洗いや揉み洗いなどしない。そのままの状態で入れる。
セスキ付け置き水にいれたまま放置
3時間程度放置していました。ここではじめて、1分程度もみ洗いする。その後セスキ付け置き水を流して、流水で10秒程度のすすぎ洗いをする。
セスキ付け置き水から出した衣類
セスキ付け置き水から出して流水ですすいだ衣類は、まだ、少しトマトソースの着色汚れが残っています。これ、きちんときれいに落とせます。
汚れた部分を直射日光にあてる
目的は紫外線に直接あてること。トマトソースの汚れは直射日光にあてることで落とすことができます。ただ普通に干すのではなく、汚れたシミ部分を直射日光にあてます。
1時間程度そのまま放置する
直射日光にあてている状態で1時間程度、放置します。すると、しっかりキレイにトマトソースは落ちています。あとかたもなく。近くで見ても、トマトソースの跡は発見することができません。
トマトソースの汚れ落とし全体
1つ残らずスッキリ落とすことができました。あわてず、こすらず、もまず。付け置き水に付け置きするだけ。簡単ですね。
セスキ付け置きのみで乾燥した衣類
直射日光を生地にあてることなく乾燥させたもの
たまたまこどもが上のTシャツにもトマトソースをつけていたので、セスキ付け置き水からとりあげて室内乾燥させたものです。セスキ付け置きの時点でもだいぶシミは薄くなっています。ですがまだ、トマトソースの着色汚れは確認できます。
この1度乾燥したTシャツを1時間程度、強い日光に直接、汚れに日光があたるように置いてみます。
1度乾燥した衣類を1時間程度放置後
強い直射日光に生地をあてたまま、1時間程度放置したものです。きれいに着色汚れを落とすことができました。油分の分解されたトマトソース汚れは1度乾燥した衣類であっても、直接日光にあてることで着色汚れを落とすことはできました。
トマトソースを落とす際の注意点
トマトソースに限らず、着色汚れを落とす際には、生地を流水などで、もみ洗いしないこと。汚れが繊維の奥深くまでに入り込んでしまい落としにくくします。
手で取り除くことのできる汚れは、取り除きますが、シミはさわらずこすらず、そのままセスキ付け置き水に付け置きしましょう。トマトソースの場合、油分さえセスキで乳化させ、生地から剥がすことができれば、あとは、本当にトマトの着色汚れのみ。
トマトは有機物です。ですので、直接日光にあてるだけで、その着色汚れは落とすことができるのです。キムチの赤も同じ方法で落とすことができます。
こんなにあるよ。有機物汚れ
トイトレ中の下着についた着色汚れ・キムチの赤・ケチャップ・ソース・トマトソース日常の中で使用する有機物による着色汚れは、思った以上にたくさんありますね。これらすべて、こどもが衣類を汚すものでもあります。あきらめないで、ただ放置するだけで、落とす方法もあるのです。
着色汚れ放置だけで落とす方法おさらい
- セスキ付け置き水に、衣類をそのまま付け置きして放置
- 直射日光に生地を直接あてて、放置
以上、放置だけで汚れを落とす方法でした。
汚れを中和
アルカリウォッシュ/セスキ(3kg)
画像:Amazon
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