剥がせる壁紙を3年後にはがしてみました
お部屋のイメージを、簡単に変えることができる剥がせる壁紙。筆者はこれに少し手間をかけて、上から塗料を塗って剥がせる黒板を制作しました。飽きた時に現状回復できるように、こどもがめいいっぱい遊べる黒板が欲しかったからです。
剥がせる壁紙を剥がして別のものを張り替えてみよう。【張り替え編】
今回は剥がせる壁紙を実際に数年間使用し、本当にきれいに剥がせるのか。試してみたいと思います。筆者ごまの家では剥がせる壁紙の上に数種類の塗料を塗り、マグネットのつくマーカーボードや黒板として使用していました。
この剥がせる壁紙を塗料ごと剥がします。実際のキッチンカウンター下に貼られている少し手を加えた状態の剥がせる壁紙です。
いわゆる「剥がせる壁紙」の上に塗料を塗って、子どものワークスペースへと改造しました。そして使用すること数年。壁紙は少しずつ劣化し、壁紙のはしの部分が自然に浮いて剥がれてきました。
キッチン下すべてを
マーカーボードへと改造してみました。
現在の剥がせる壁紙(手作り黒板)の状態
アップで写真を撮ると分かりやすいですね。壁紙と壁の間に隙間ができています。5年以下の使用でダメージがみられますね。ですが、ごまの場合は、前述のとおり、壁紙の上から数種類の塗料を重ね塗りしていますので、本来の使用方法とは少し違うものです。
そもそも「剥がせる壁紙」ですので、剥がして、また気分を変えるためにあるものですので、このくらいの耐用年数でも十分です。
そして、この黒板、マーカーボードでしばらくは落ちついていましたが、どーもこの壁紙の凹凸が気になっていました。
分かりづらいかもしれませんが、壁紙自体に凹凸のある製品を選んでしまいました。その上に何度重ね塗りをしても、凹凸感は消えません。
黒板全体にザラつきがある状態でした。あとは凹凸部分にマーカーペンが入ってしまうと、どうしても、すっきり消しづらい小さな点々で残っていることが、少しの不満です。
壁紙をたくさん使用して、遊んで剥がれてきた
子どももgomaも、たくさん遊んで、勉強して壁紙がはしから浮いてきた。これは、もう張り替えのチャンスです。
「剥がせる壁紙」を剥がしてみよう。思いついたらやってみたくなる。gomaは子どもが休みの日においで。おいで。して呼んでみることに。「一緒に剥がしてみる?」と聞くと、面白そうと感じたのか「やりたい!!」と喜んでいました。
剥がせる壁紙を剥がしてみる
もう剥がしてみたい。と思ってしまったので、とりあえず剥がしてみました。「剥がせる壁紙」さん。
本当はこの壁紙を購入する時に、一緒に壁紙の剥離剤を購入しています。ですが、とりあえず、何もつけずに剥がしてみました。
子どもだけの力でも十分に剥がれます。剥離剤溶液も使用していません。どんどんスルスルと剥がれていきます。
一生懸命、壁紙の上から塗料を塗ったので、少しシンミリではありますが、子どもは楽しいので剥がすことに夢中になっています。黒板がなくなっていくことには、気がついていません。
ほとんどの壁紙を剥がしおわりました
ほとんどの壁紙は剥がし終わりました。「剥がせる壁紙」の裏ののり部分が薄く少し残っています。このシールのはがし残し状態のものが、何か所か壁に残りました。
剥離剤を使用すれば、また違ったのかもしれません。
のこった壁紙のシール部分を除去する
「剥がせる壁紙」剥離後の、残ったシール部分を除去します。3年も貼っていた壁紙ですので、スッキリきれいに落ちるのかどうか。
残ったシール部分の左側を、付属品として購入した「剥がせる壁紙」の専用はがし液を塗り、右側に自宅にありました「ペイントうすめ液」(合成樹脂塗料用シンナー)で剥離してみます。
塗布後10分程度で、残ったシールのはしをゆっくりめくると、さらりとはがれます。
結論。どちらも問題なくきれいにはがれます
壁の下の部分にある汚れのようなものは、剥がし忘れではなく、壁紙の上から塗料を塗る時に、養生が完璧ではなく雑をしました。塗料が壁紙の上だけでは収まらず、巾木の上に少しついた状態です。
この固まった巾木の上についてしまった塗料も、根気はいりますが、削り取ることで元のきれいな状態になりました。
残ったシールのはがし残りは、2種類の溶剤で試してみましたが、どちらもシール部分を残すことなく、すっきりきれいにはがれました。ただし、はがし終わった後の壁の手触りに大きく違いがでました。
壁紙と付属で購入の専用はがし液
付属で購入した、剥がせる壁紙の専用はがし液はオレンジオイルのようなものが配合されているため、室内はオレンジの香りになり、シール部分をはがした後の壁はオイルを薄く塗った後のように、さらりと滑るような手触りになりました。
ペイントうすめ液
ペイントうすめ液(シンナー)は、部屋中その独特な香りでいっぱいです。必ずお部屋の換気をしながら使用しましょう。
そして、シール部分の剥離後の壁の手触りは、ほんの少しのベタつきが残っています。ほんの少しですが、指がつくような感覚が壁に残っていました。
専用はがし液とうすめ液での壁紙剥離
筆者ごまの感覚としては、どっちもどっちです。オイルは少し人工的なサラリ感が。油を塗ったようなすべる感覚があり、この後に別の剥がせる壁紙でお部屋の雰囲気を変えてたい時に、また「剥がせる壁紙」同じ場所に貼ることはできるのかな?とも思うほどに手がすべるのです。
ペイント薄め液(シンナー)は少しべたつきが残ったような感覚もありますすが、時間とともになくなりました。塗布中はそれは、それは、灯油のようなものすごいにおいがしますが、においも時間とともになくなるものです。壁紙専用剥がし液は「どうしても必要だ。」と思えるものではなかった。くらいの感覚でした。
ニッペホームプロダクツ 徳用ペイントうすめ液 100ml
画像:Amazon
次回は、この剥がした後に、もう一度、別の方法でキッチン下のスペースに黒板(マーカーボード)【超簡単設置10分で完了】を施行したハナシです。
サンゲツ 壁紙 のりつき 黒板クロス
画像:楽天市場
剥がせる壁紙なら、原状回復できて、
賃貸でもたくさん遊べるね。
上から塗料を塗るなら、
安いはがせる壁紙でいいよね!
表面に凹凸がある壁紙は、チョークやペンで
落書きすると消えにくかったなぁ。
コメント