0円教材。自宅でできる手作り教材。幼児版辞書の作成方法。3歳4歳でも自分で探して調べて書く練習。

学習の手帖
幼児用の手作り教材を作成します。

自宅で簡単 幼児用 手作り教材

お金をかけず0円で教材を作成する。実は自宅で無限大に作成することができます。教材自体は自作なので0円ですが、教材をつくるための機械がはじめに1万円程度が必要です。それだけのお金で無限大に教材を作成することができます。その簡単な作り方を紹介します。

ナマさん
ナマさん

自宅で簡単に作成できる
幼児教材のハナシ

【手作り教材】幼児期、教材は0円でできます。

オリジナル暗記カードの作成

幼児用はじめての辞書、幼児用暗記カードの作り方

今回紹介する激安手作り教材は、ネットから学習用プリントをプリントアウトします。そのプリントを使用してラミネート加工をする方法です。

下絵をプリントアウトします

時計の教材と数字の教材です

今回は3,4歳向けに数字の暗記カードと時計の学習教材を作成します。まずはじめに、教材にしたい下絵(カードとなる部分)をさがします。

教材はこちらよりダウンロード。

数字のプリントはいろんな色と種類があります。好きなものをダウンロード後、プリントアウトしてください。

紙の教材をラミネート加工します

パウチフィルムにはさんでラミネートします。

プリントアウトした紙2枚(表と裏)が見えるようにラミネート加工します。専用パウチにはさんで、熱処理中。時計の教材はこちらです。

時計の学習用 文字盤と針のプリント
時計の読み方がわかる学習ポスター

今回は11~20の数字プリントと時計のプリントをプリントアウトし暗記カードと時計の読み学習教材を作成します。

今回使用したラミネーターはこちらの色違いです。すでに数年前の製品のため価格も安く、なにより仕上がりがとてもきれいです。

使用方法を守って使えば、まだ一度も気泡が入ったりよれたりずれてひっついたりなどはありません。待機時間も短く、一枚あたりも10秒以内にパッキングと、スピーディに仕上げます。

今現在の製品は、もっと時間の短い製品もあるでしょうが、仕事で使用するほどでもなく、回数も多く重ねるものではありませんので、このスピードでもストレスを感じることはありません。

ナカバヤシ パーソナルラミネーター クイックラミ A3

ラミネートの外周を裁断します

裁断機で外周を裁断して表と裏をばらします。

ラミネート加工後の周りのいらない部分を切り落とします。必ず周りから切り落としましょう。

裏表を大きさの違うプリントを入れている場合、裏と表を切り離した状態で、カットしていきましょう。

カードの大きさに合わせて、個別裁断します

カードの大きさに合わせて一枚ずつ切り離します。

ラミネート加工したプリントの表と裏がバラバラになった後、カード1枚の大きさに合わせて、1枚ずつ切り離します。

今回使用した裁断機です。自宅用ですので、いわゆる高スペックな製品は必要ありませんので、刃物でカットできる製品で十分ですし、1度に10枚程度の用紙を裁断することができます。

10枚以上の紙をカットする場合は何度か分けてすればいいだけです。自宅で100枚以上の紙をカットするということは少ないので、この製品で十分です。

裁断機 ペーパーカッター A4対応 10枚裁断 DC-200N

角が鋭利なので、かどまるパンチでカードのはしを丸く形成

かどまるPROで角を落としていきます。

ラミネート加工したカードは大変にとがっていて危険です。角をかどまるパンチでまるめてあげましょう。この工程はなくても問題ありません。

ですが、角の処理をした方がカードがきれいに仕上がるのと、カードのはしが丸い形状ですので安全に使用することができます。

このかどまるPROとても使えますので、あると便利です。

かどまるPROで角を落とした状態のカード

今回カードを作成するのに、使用したかどまるPROです。

ちょっとしたメモ書き程度のカードメモを誰かに渡す時や、手書きで住所などを書くことが必要な場合、ちょっとしたプリントの余白を使用して書いてかどまるPROでかどを成型すれば、その紙はプリントの余白部分にはみえません。

あまった包装紙や柄折り紙などを適当な長方形に切って、かどまるPROでかどを落とすだけです。

そして、この「かどまるPRO」にはS,M,Lと3種類の径の違うかど落としがあるのです。小さなカードを作成時は小さな径。大きなカードを作成時は大きな径で。と使い分けができます。

コーナーカッター かどまるPRO

穴あけパンチで穴をあけます。

パンチを使用して穴あけ作業をします。1枚目、一番上のカードで大体の穴の位置をきめてパンチします。

あとのカードは数枚を手にとり、パンチの裏面のカバーを取って、1枚目の穴を見ながらすると、カードのはしっこに穴を開けたり、カードに よって大きく違う場所にあけるというような失敗がなくなります。

また穴を開けた一枚を一番上にして同じような場所に穴をあけましょう。これだけの作業を繰り返すことで大体同じ位置に穴を開けることができます。

穴あけ完了したカードにリングを通す

最期にパンチ穴に100均にある、カードリングなどを通して、オリジナル暗記カードの完成です。

以前に作成した1~10のカードと一緒にまとめてみます。

簡易数字カードの完成です

こどもの好きな色でリング作成してあげると、とても喜びそうです。教科ごとの色分けにも便利かもしれません。筆者ごまの場合は、やはり「安い方」を選んでしまいます。

家でのカードの役割は幼児用の辞書

カードは使い方次第で幼児用の辞書へと変化

1~20の数字カードの完成です。ごまのこどもは数字を覚えて言うことはできますが、時々数字を書く時に数字の形を思い出すことができません。

カードを見せると1から順番に数え目的の数字のカードを見つけるとすぐにカードを見て書くことができます。

いろいろなカードを作れます

ごまの子どもにとって、このカードは単純に数字を見て覚えるだとか、言う。というものではなく、自分でひいて(調べて)自分で見つけ、自分で書く。

私たちおとなでいう辞書のような働きを、この数字カードはしています。

もちろん数字だけではありません。アルファベットでもひらかなであっても、A~Zまでの順番、五十音順はすでにいう事ができますので、わからない文字があった時は、はじめの「あ」から順番に言って、目的の文字を探しているのです。

下についているイラストで探すこともありますが、自分で調べる、探す。という点では同じことが言えますので、幼児版の辞書といったようなはたらきをしています。

卒園まで、長期間にわたって幼児用の辞書として使用できそうですね。

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